専門医療機関で診察を受ける時のポイントをご説明します。

■ 専門医療機関では

・医師と信頼関係を持とう
検査を受ける為に初めて外科を訪れた人は、まず担当の医師から問診を受けることになります。問診を受けることによって、過去の病気、あなたの体質、危険度を医師に知ってもらえるわけです。

しかし、医師にまかせっきりではだめです。医師が聞かなかった項目でも、あなたにとって大切と思われる症状や、伝えたい事柄は必ず話すようにしましょう。医師との意志の疎通や情報の交換などは、大変大事な事柄です。医師との信頼関係を確立するために、少しでも不安なことは何でも話すように心がけましょう。必ず医師の側でも誠意をもって受けとめて、親身になって相談にのってくれるはずです。


・次のポイントは必ず問診でチェック
乳がんは、女性ホルモンと大変深い関係を持っています。一般に、初潮年齢が低い、未婚、出産経験がない、乳がんの家族歴があるなどの人に乳がんの危険が高いといわれています。閉経前の女性では、月経前と後では乳腺の状態が異なっています。医師が診察するにあたっては、今、月経周期のどこにあるかを知らなければなりません。その為、問診の内容もこれにそったものとなりますが、あなたからも積極的に説明すべきです。


・質問事項例
1)結婚・妊娠に関して

・結婚の有無
・結婚年齢
・妊娠回数
・初産年齢
・流産の経験(人工か自然か、その回数)
・ピルの使用期間、回数


2)月経に関して

・初潮年齢
・閉経年齢
・月経周期
・最終月経
(少なくとも、最終月経の日付と期間は正確に答えられるように、自分の月経周期を記録しておく習慣をつけておくとよいでしょう。)


3)出産に関して

・母乳か混合か
・人工栄養か
・授乳の左右差


4)過去にかかった病気に関して

・乳腺の病気にかかったことがあるか
・良性疾患がすでにあるのかどうか
・豊胸手術を受けたか
・その他
服用したことのある女性ホルモン剤
副腎皮質ホルモン剤の使用歴
現在服用している薬のリスト


5)しこりについて

・気付いた動機
・気付いた時期
・位置や大きさの変化
・痛みがあるかどうか
・分泌物や皮膚のへこみについて
・その他、気になることは何でも


6)近親者の乳がん患者について

・乳がんの有無(有る場合は本人との関係)
・その予後など